Apple Watchの通知をもっと活用
OutLookの予定をGoogleカレンダに取り込むプログラムを作ってみた。
久しぶりのブログ更新。
どうしても作ってみたかったプログラムが完成したのでそれを書きます。
プログラム作成前の状況:
- 会社のOutLookの予定表には会議召集メールで会議予定がどんどん入って来る。
- Apple Watchを購入してGoogleカレンダから通知が来るように設定したが、会議予定は、手入力していた。
実現したかった事:
OutLookの会議予定をバッチ処理でGoogleカレンダに読み込みたい。
実現方法:
- OutLookのマクロで会議予定をCSVファィルに書き出す。
- CSVファイルをGoogleドライブに保存
- Google App ScriptでCSVファイルをGoogleカレンダに取り込む。
- (AppleWacthにGoogleカレンダの通知が飛ぶよう設定する。)私の場合、これは既に設定していた。
昨年、仕事中に自分のタスクに没頭していて、会議の時間が来たのに気づかず遅れることが何回か発生した。
自分の注意力を鍛えるという方法もあるかもしれない。が、今回はAppleWatchの通知の活用することにした。
必要なプログラムは2つ、OutlookからCSVに予定を書き出すプログラム。これは、Outlookのマクロ(VBA)で実現した。下記のサイトにほぼそのまま使えるソースプログラムがあり活用させてもらった。なのでほとんどコピペで済んだ。
※サイト「OutLook研究所」記事「Outlook の予定表を CSV ファイルにエクスポートするマクロ Ver 2」
もう一つは自力で下記のプログラムつくった。(とは言え、あっちこっちから部分的にコピペしたが)
苦労したところは、既に書き込んだOutLookの予定時間が変わった場合にどのように更新するのか?というところだった。
この問題は、既に書き込みずみの予定をいったん削除してしまうことで解決できた。
CSVデータをGoogleカレンダに書き込む際、タイトルの前に 'O:'を付け、2回目移行、'O:'がある予定のみ削除してから書き込むことでうまくいった。
削除(Google App Script)
OutLookから書き込み(Google App Script)
CSVデータ読み込みは以下の通り(2ヶ月分のデータが入っている)
メイン関数
githubにUPしました。以下リンクから入れます、ご活用ください。
ただし、自己責任でお願いします。使った事によるトラブルには、一切対応しません。
そのまま入力しても動きません、自分のGoogleIDに書き換えるなど変更が必要です。
プログラムの読める方だとすぐにわかると思います。
私は、もう一ヶ月以上使っていますが動作的には、問題なさそうです。
他にもいろんな方法が考えられると思いますが、私の場合は上記の方法をとりました。理由は、CSVファイルにいったん予定を書き出し、中身を精査してからGoogleカレンダへ反映したかったからです。Googleカレンダは、一般公開(共有)していない為、情報が漏れることはないと思いますが、最悪情報が漏れても問題ないレベルにCSVデータを自分の目で精査したかったからです。参考にされる方は、この辺も十分考慮してほしいと思います。漏れては困る会議名がついている場合は、変更するとか...
Webサービス制作の失敗談、成功談が書かれた本、お気に入りYouTubeでおすすめの本です。実際には、買ってこれから読むところ。